というわけで

まだ論文の修正は必要なのだが、少し心の曇りが晴れたような気はする。となるとなにやらコーディングをする機運が高まるわけだが、さて何をしようか。

ひとつは、某所との共同研究でやると言ってしまった「大きいやつと小さいやつを滑らかにつなぐインターフェイス」。これはいずれやらなくてはならない。

が、研究っぽいことはつらいこともあるので、役立ち系として、mpeg4ipのライブラリを使ったSqueakでメインの部分が書かれたビデオデコーダー・エンコーダ。できあがりがどのくらいの品質になるかがちょっと予測できないわりに手間がかかりそうなのがいやらしいし、idstとの絡み方も考えないといけないわけではある。

あとは、SketchPadの論文を再び読み直して思ったが、制約解消系。レイアウトやテキストレンダリングやConnectorsをまとめて書きなおせる基盤になりうるし、下まで開けられる20,000行のシステムを目指す場合に役立ちそうなので欲しいところではあるが、本当に必要なものはなんなのかお勉強をしなくてはいけない。

Tin LizzieのeToysを見捨てずに使えるようにしたい、という気持ちもあるのだよな。ただし、タイルの表現法を変えたりコードの中間表現を作るところから、デバッガを誰かに直してもらうよう頼んだりすることまで含まれるので時間のかかる話ではある。

毛玉のパッチ変数の型を変えられるようにしたり、フィールドを導入したり、GPUを使った最適化をしたりということもすることにはなるな。

Scratchも含めて、多言語化処理のフォントレンダリング周りを拡張する必要もある。もう外部ライブラリに頼ります。これはちゃんとglyph shapingできるようにする、ということを含んでいるので$100 Laptopにつながるわけではある。

どれか一つでもできればよいのだが。