UNCW

UNCWにおけるワークショップの初日。H1-Bの申請料はしばらく前に上がったのだが、これはThe American Competitiveness and Workforce Improvement Actという法律があって、「IT技術者を海外から輸入するくらいなら、彼らからちょっと大目に料金を取って、そのお金で国内の生徒にIT教育を施そう」という意図があるものであった。その一環として、Information Technology Experiences for Students and Teachers (ITEST)というNSFを通じたものがあるのだが、UNCWにおける今回のプロジェクトはこのお金を使ったものだそうである。いまだにH1-Bで頭を悩ませていて、今まで大量に申請料を払ってきた私としては、この辺で少しだけ取り替えさせてもらってもばちはあたるまい(というか無料糧奉仕でさらに手伝っているという説もあるが)。

Alanのキーノートで始まったが、私は多くのところで現地のSqueakハッカー(になりつつある)Dan Haywoodとお話。アラビヤ語の通訳をしていたりもしたという変り種だが、多様な経験を持った人が多いのは間違いなくアメリカの強みであろう。Alanは夕方からfaculty向けに講演をしたのだが、こちらはQ&Aでものすごく「ギアが入った」感じになってまくし立てていた。内容については...あとで書くかもしれない。

西海岸と比べてはるかに白人率が高い。南部訛りなのか東部訛りなのか話の分かりにくい人もいる。

あと、プロジェクトの名前は"USeIT"(http://www.csc.uncw.edu/useit/)です。Squeakを名前の中に入れるのはどうかなと思う次第ではあるが(squeakerというはてな名の人がいうのは何だけど)。