C5 2009 (二日目の最初のセッション)
まあ私はどちらかと言えば、「別にプレゼンがうまかろうとへたであろうと、モノがしっかりしていれば良いじゃん」といいたいほうではあるのだが、学会でのプレゼンにおいて許される下手さの下限というものはあるだろう。英語力とかではなくて、「手持ちの情報をどうやって目の前でいろいろな反応を示している人にどうやって整理して伝えるか」という当たり前のことなのだが。もう無料コンサルティングを提供しても良いですよ。
- UIよりの話なのに、スクリーンショットをキャプチャーしてPowerPointに張り込んで、「ここを押すとメニューが出てこうなります」というように説明するのはもうやめましょうよ。「強力なものをわざわざ脱力させてより弱いものに張り込む」のはいただけません。
- 「別にプレゼンがうまかろうとへたであろうと、モノがしっかりしていれば良いじゃん」と言えるためには、グラフや数字の扱いに関しては非常に気をつけなくてはなりません。それが「モノ」なのですから。
- せめて、楽しそうに話しましょう。そして、ある程度は聴衆の様子も見てみましょう。