European Smalltalk Users Group (ESUG) Conference

朝からBertと一緒に、列車でKoethen(本当はoウムラウト)という小さな町にMagdeburgから移動。Georg Heegがlocal organizerをしたのだが、彼が住んでいるから、という理由(奥さんが大学の教授職を得て、家族ごと移り住んだから)でこの小さな町で行われることになったらしい。参加者は全部で100人強。

Stephaneから各地のUsers Groupの紹介など。JSUGでも阿部さんあたりに(再?)結成してもらった方がよいかも。

メーリングリストで名前は知っていたけど初めて会う人、そして4、5年ぶりに会う人などなかなか楽しい。Avi Bryantにもはじめてあった。かれはしばらく(1年くらい)ヨーロッパで時間を過ごすらしい。

John Mcintoshの奥さんは2世のドイツ系だそうだが、息子もドイツ語がだいぶしゃべれるらしい。それでも、床屋にいって2cmほど切ってくれと言ったつもりだったのに、2cmに刈り込まれてしまったとか。

Danのkeynoteは面白かった。Weather Stationの話。Smalltalk-72, 74, 76, 78, 80を比べて、どのような知見を得たかという話だが。実際に昔のブートストラップやイメージファイルを発掘して、Squeak内でエミュレータを書いて動かして見せたり、動きそうになったりするところをみせたり。これをまとめたbootable CDを作ると、Smalltalk Zooになる。

今は、モジュール化されて、変更というものをもうちょっと気にして、Eのようにsecurity"に気を配るようなSmalltalkシステムを作りたいと思っている。その他詳細も大分メモったが、ちょっと日記には書ききれず。functional languageとの関係がよく質問されていた。

お昼は大学の食堂。なかなかおいしい。

しばらくCamp Smalltalk のところで語る。Rostockの父母の家を訪れていたという話だったAndreasも現れ、Stephane、Avi、Marcusと一緒に今のharvesting processの問題などを語る。

その後発表会場に行き、Resilient Platform, Prototalk, AOM, Traitsでのメタクラスリファクタリング、ClassBoxなど聞く。traitの話とClassBoxはまあまあ面白かった。毛玉の変更や3.8ベースへの移行が気になって、いまいち集中して聞ききれなかったが。

その後はSmalltalk/X のClaus Gittinger, Avi Bryant, Lukas Renggliなどなど総勢結局10人ほどのグループで聖堂まえのイタリア料理店でご飯。ビールもいただく。Claus良い人だ。