Unitedのチケットリファンド

もうなにがなんだか。去年購入して使わなかったチケットが、non-refundableと言われたり、refundableと言われたり、またまたnon-refundableと言われたり、システムのなかにはそんなチケットは見当たらないと言われたり、知らない間にクレジットカードにリファンドされていたり。

以下はとってもはしょった経緯説明で、僕以外の人、あるいは航空会社のリファンドに格別興味がある人以外には関係のない話ではあります。

去年の6月は帰国時期が定まらず、フライトを予約したりキャンセルしたり変更したりしている間に、使われないまま残ったチケットが出てしまった。その額面およそ1300ドル。もともとリファンド不可だったので、

  • 一年以内に
  • その額面以上のチケット1枚を
  • 本人用に

買うというオプション以外には、その金額を有効利用するすべはない、はずだった。

とはいっても一本で1300ドルのチケットを買うのはなかなか難しい。日本やヨーロッパにいくら行っても、700-900ドルくらいでチケットが買えてしまうので、ついつい一番安いやつを買ってしまい使わずじまいになってしまうわけである。

が、今年のお正月に帰るためのフライトを予約するべくPremier Executiveの予約センターに電話をしたのだが、そのときに聞いたところ、驚くべきことに「あ、これはrefundableですよ」と言われた。$100払えば返してもらえるというわけなのだが、予約センターの人が手続きをしてくれるわけではなく、Refund Departmentに連絡しないといけないと言われた。

それから2ヶ月ほどしてChicagoにあるRefund Departmentに手紙を書いたのだが、まったくのなしのつぶて。その後の詳細は略すが、様子を聞こうとUnitedのCustomer ServiceやPremier Executiveやよくわからない部署やらの電話番号を6つほどたらいまわしされて、最終的にRefund Departmentの人と話すことができた。

ちなみに、UnitedのRefund Departmentは、そんじょそこらの努力では人と話すことはできない。自動メッセージは郵便用の住所を繰り返すのみで、メニューにしたがっていろいろ番号を押すのも無駄である。(Ianには、そういう時は*ボタンをひたすら連打すると、自動応答ができなくなるので係りの人が助けに来てくれる、と言われたが。)このときは、予約センターの人がつながるまで掛け続けてくれたので(45分位待ったけど)ようやく人と話すことができたわけである。

そこで、「手紙も送ったしFAXもしたのに何の連絡もない」と伝えたら、しばらくあれこれ言っていた後に「このチケットはrefundableではない」とまた言われてしまった。「えっ、でも一度refundableと言われたんですよ」と言っていると、だんだん様子がおかしくなっていって「What do you want?」とまで言われてしまう。その後上司らしき人が出てきたのだが、なんでも手紙もファックスも数週間の未処理分があるので、そもそも俺が一ヶ月ほど前に送った手紙も着いたかどうか確認はできないとのこと。

そんなこんなでしばらく待ち、今日になってまた予約センターに電話をしてみた。すると、「その番号のチケットはシステム上に存在しない」と言われてしまう。「なんだってー」という感じだが、念のためクレジットカードの明細をオンラインで試してみたらいつの間にかrefund されていた、というわけである。refundしたかどうかが予約センターの人にはわからないというのはなかなか不便だろうに。

ちょっと前に書いた幸せの理論に照らしても、俺は幸福を感じるべきなのか不幸に思うべきなのか良く判らない結果ではあるが、少なくともnon-refundableだったといっておきながらrefundableするなら、そのときに連絡してくれても良かったのにと思わなくはない。$200ドルくらいの手数料を取られたことと、ありとあらゆる時間を無駄に使ってくれたのがマイナス面だが、もともとnon-refundableのものを返してくれたのだからよしとするべきだろうか。